【日本の行事】鏡開きのホントとは?由来や意味を調査

鏡開きは、新年に神様や仏様に供えた鏡餅を下ろし、食べる日本の伝統的な行事。

鏡開きには、きちんとした由来があり、割り方にも意味があるようです。

今回はそんな、鏡開きのホントについて調べました。

鏡開きの意味と歴史のホント

鏡開きは家族の絆を深め、新しい年の幸運と健康を祈願する重要な文化的行事とされています。

そんな鏡開きの意味と歴史のホントはコチラ。.

鏡開きは、日本の伝統的な儀式で、新年に神様への供え物として飾られた鏡餅を下ろし、食べることによって神様の恩恵を受けるとされています。

この儀式は通常、1月11日に行われ、新年の祝いが終わり、日常生活への移行を象徴しています。

鏡餅は、二つの丸い餅を重ねたもので、上の餅が家族の結束を、下の餅が先祖との結びつきを表しているとされているようです。

鏡開きでは、餅を切る代わりに木槌で開くことからその名がついており、刃物を使うことは避けられています。

これは、刃物が不和や不幸を連想させるためです。

また、鏡開きは武道やスポーツの新年初練習の際にも用いられることがあり、新たな始まりを祝う意味合いも持っています。

鏡餅の歴史は平安時代にまでさかのぼり、『源氏物語』にその存在が記されています。

鏡餅の名前は、古代の銅鏡に似た形状から来ており、円満や繁栄を象徴しているようです。

室町時代に床の間が普及すると、鏡餅は武家の具足（甲冑）を飾る床の間に供えられるようになったとか。

この風習は、現代においても大小二つの餅を重ね、上に橙を乗せる形で引き継がれており、家庭や神社で新年を祝う重要な要素となっています。

鏡餅を飾る時期や方法には地域によって様々な伝統があり、その多様性が日本の文化の豊かさを物語っています。

餅を鏡と呼ぶのは、その丸い形が古代の銅鏡に似ているからです。

古くから、鏡は神様が宿るものとされ、鏡餅は神様の依り代として重要な役割を果たしてきました。

大きな餅と小さな餅を重ねることで、陰と陽、または月と太陽を象徴し、家族の円満や縁起の良さを願う意味が込められています。

また、鏡餅には三種の神器を表すという説もあり、餅は鏡、橙(だいだい)は玉、串柿は剣を象徴しているとされています。

このように、鏡餅には多くの願いや意味が込められ、新年を迎えるための重要な日本の伝統です。

お供えしていた鏡餅を下ろして食べることで、無病息災を願います。

鏡餅は包丁を使わず、木槌で割って食べるのが一般的です。割った鏡餅は、お雑煮やきなこ餅、あんこ餅など、様々な料理にアレンジして楽しむことができます。

お餅を水に浸して時間をかけてゆっくりとお餅を柔らかくする方法もあります。

また、電子レンジで手軽に、そして迅速にお餅を温めることができます。

ただし、電子レンジで加熱する際には、お餅が均等に温まるように注意が必要です。

また、ラップをかけることで、お餅が乾燥するのを防ぎつつ、蒸気で均一に加熱される効果も期待できます。

お餅が十分に柔らかくなったことを確認した後、火傷には十分注意して、お好みの大きさにちぎるのが良いでしょう。

この方法なら、お正月に残ったお餅も美味しくいただけますね。どうぞお気をつけて、美味しいお餅をお楽しみください。

最後に鏡餅に関する動画を見つけてきました。